世界2,500ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る
世界遺産

芸圃

げいほ
美しさ ★★
静寂さ ★★
中国江蘇省
  • 芸圃 入り口

    茶館から池泉越しの築山をのんびり眺める

    池泉庭園 / 世界遺産
    庭園面積 1,000坪 (大規模)
    抹茶など頂ける
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成 令和

芸圃の由来

芸圃は明の時代の1541年に、政治の実権を握る大学士であり作庭家でもある文震孟(ウェンジェンメン)が廃墟を整備して「薬圃」としたのが庭園の原型。日本では室町時代となる。現存する庭園は1970年代に整備されたものである。






  • 築山から全景を撮影

    世界遺産に登録されている9つの蘇州庭園のなかで、住宅街に溶け込んだマニアックな場所にあるのが芸圃。まずは築山から全景を撮影。向かいには茶館があり15元ほどでお茶を楽しめる。

  • 茶館からの眺め

    茶館からの眺め。左に見える建物が乳魚亭と呼ばれ、蘇州で最も古い建物のひとつである。蘇州庭園全体にいえることだが、高いビルなどが無く、街中の庭園でも背景に日常風景が入り込まないのが良い。

  • 築山

    築山は、凹凸の多い太湖石(たいこせき)を積み上げて造られている。

  • 切石による石橋

    切石による石橋。このあたりの造形は日本庭園と同じですね。

  • 太湖石で渓谷のような風景

    太湖石で渓谷のような風景を醸し出している。

  • 延段

    無数の石が敷き詰められた延段。近寄って観察すると。。。

  • 延段

    石の面積の狭い縦方向を上面にして並べている。日本だと面積の広い部分を上面にするが、こちらでは逆である。より手間がかかるが、完成時の美しさを意識したのだろうか。また滑り止めの効果も期待できそうだ。芸圃に限らず、蘇州庭園の延段はこのような造りになっていることが多い。

  • 敷石

    こちらは床一面に石を敷き詰めているが、六角形にくぐった領域に石を並べ、こちらも縦方向を上面にしている。相当な工数がかかっているところだ。

  • 住宅街にある芸圃

    芸圃は住宅街にあり迷わないように、至る所に赤文字で方向が示されている。観光客があまり訪れないようなエリアであり、立ち入るのに勇気がいるようなエリアであるが、日中に訪れた限りでは治安面に不安を感じることはなかった。


総評
特等席が茶館となっており、池泉越しに太湖石の築山を眺めながら休憩できる。喫茶利用なしでも写真撮影は可能だった。
×見どころが少なく感じる。


アクセス
中国江蘇省蘇州市姑蘇区天库前文衙弄5号

駐車場

開園時間
3月~10月 午前7時30分~午後5時
11月~2月末 午前7時30分~午後4時30分

入園料
10元

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2019-06-08 (土) 更新日 2020-04-18


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