源心寺
げんしんじ
源心寺は江戸初期(1611年)に創建された浄土宗寺院。前庭は日本庭園協会の吉河会長により2016年に作庭された。
日本庭園協会の吉河会長により2016年に作庭された枯山水・二河白道之庭(にがびゃくどうのにわ)。二河白道とは浄土教における極楽往生を願う信心で、鎌倉時代の作品「絹本著色二河白道図(国宝)」をイメージ。左が炎に包まれた様子、右が濁流の様子、その間の道が向こう岸にたどり着ける道となっている。
雲に乗った大師が、「この道を渡って逃げろ」と伝えている様子を見立てている。
青石で揃えた枯山水で濁流を表現。
赤石で炎に包まれた様子を表現。
枯山水「二河白道之庭」を上から眺めることもできる。前知識をもって訪れたい枯山水である。
○ | 炎と濁流が迫る二河白道を表現した枯山水。首都圏近くで本格的な枯山水は数少なく貴重だ。 |
× | 解説がないため、事前知識がないと意味を理解できない。 |