群馬の森 日本庭園
ぐんまのもり にほんていえん
群馬の森は昭和49年(1974)に開園した都市公園。敷地内には群馬県立近代美術館があり、施設内に茶室「白鷺庵」が設けられている。その茶室の外側に日本庭園がある。
群馬県立近代美術館の隣接したエリアに日本庭園がある。竹林に枯山水を設け、滝石組の周辺は刈り込みと植栽で囲まれている。
枯滝石組は二段落としになっており、段差は低く末広がりの意匠となっている。
滝石は立石。異なる岩肌の石を利用するこにより、低く抑えられた枯滝石組ながらも存在感あるものとなっている。
枯山水の隣にはちょっとした露地「白鷺庵露地(しらさぎあんろじ)」を設けている。こちらは隣接する美術館にある茶室「白鷺庵」の外露地であり、茶室からガラス越しに眺めるのを主とした露地である。写真は蹲踞(つきばい)であるが、周辺の木々がややうっそうとしている。
白鷺庵露地の案内
○ | 限られた石で構成された枯滝石組ながらも、単調にならず力強さを感じさせてくれる。 |
× | 雑草や木々の生長により露地がうっそうとしている。 |