玉泉院丸庭園のライトアップ
ぎょくせんいんまるていえんのらいとあっぷ
加賀藩三代藩主の前田利常が作庭した池泉庭園。もてなしの場として利用された「兼六園」に比べ、藩主の内庭として主に利用された庭園とのこと。明治時代には廃絶したが、2008年から調査設計を行い2015年に庭園が再現。毎週土曜日および」観桜期などの行楽期にはライトアップイベントが開催されている。
毎週土曜日などにライトアップイベントを行っている玉泉院丸庭園。実際は写真より暗いが、雰囲気を伝えるために、写真を明るく処理しています。
ライトアップは一定周期で、このような色鮮やかなライティングが行われている。苑路のフットライトが雰囲気を盛り上げてくれる。写真右上の建物は重要文化財の三十間長屋。
中島と出島を繋ぐ木橋。
ブルーに照らされた石垣。
色鮮やかなライティングも良いが、記事前半に掲載したような白色灯で照らされた庭園のほうが私は好きだ。
休憩所「玉泉庵」が庭園全体を見渡すビューポイントで人も多い。カラフルなあかりは、無料貸し出しの提灯であり、歩く場所によって色が変化するとのこと。変化する色は藍、臙脂(えんじ)、黄土、草、古代紫の5色で、加賀友禅の基調になっているといわれる。
出島に繋がる木橋。
赤系の明かりは紅葉と石垣群を美しく魅せており、白色以外だと赤系がマッチしていると感じる。
○ | 江戸時代に作庭された本格的な池泉回遊式庭園が、毎週ライトアップされており、その全景を休憩所から見渡せる。 |
× | 特に見当たらない。 |