日向景修園
ひゅうがけいしゅうえん
日向景修園は昭和47年(1972)に一部オ完成した宮崎県総合運動公園にある日本庭園であり、昭和56年(1981)に造園された。「日本庭園」と「風土記の丘」で構成され、日本庭園は宮崎県内の名所を模した縮景園になっている。
宮崎県には本格的に庭園巡りを行う前に2ヶ月間住んだことがあるが、市内に広大な庭園があることに気づかなかった。日本庭園は宮崎県の名所を模した縮景園となっており、右手の洞窟のようなところが高千穂である。
望遠レンズで撮影すると、たしかに高千穂の真名井の滝にみえる。
さらに近づいて沢飛石より真名井の滝を撮影する。滝石組で使われている石は高千穂から運ばれた石を利用しているというこだわりが素晴らしい。
高千穂の真名井の滝を撮影した沢飛石の先には、日南海岸の景勝地「七ツ八重(ななつばえ)」を模した石組に圧巻される。
七ツ八重は猪崎鼻公園から日南の海に並ぶ奇岩であるが、猪崎鼻公園の展望所は観光客には知られていない地元民が知るビュースポットになっている。
東屋から額縁庭園。
亀島があるが、鶴島は存在しないようだ。亀島の中央には中心石があり、不老不死の妙薬があるとされる蓬莱山を模した蓬莱石だろうか。
水際を美しく魅せる洲浜。
七ツ八重(ななつばえ)を別角度から撮影。
こちらも七ツ八重(ななつばえ)を模している中島だ。
日本庭園の西側には「風土記の丘」である。写真はえびの高原にある別名「硫黄地獄」ともいわれる「賽の河原」を模している。
日向景修園の案内図 [ 案内図を拡大する ]
○ | 宮崎県の名所を模した縮景園であり、特に高千穂はその場に居るような雰囲気を感じさせてくれる。 |
× | 特に見当たらない。 |