世界2,800ヶ所以上の夜景を巡った男が庭園を巡る

住雲園

じゅううんえん
美しさ ★★
静寂さ ★★★
新潟県長岡市
  • 正門

    樹間に弥彦山を望める池泉観賞式庭園

    池泉庭園
    庭園面積 300坪 (小規模)
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成 令和

住雲園の由来

住雲園は、越後鉄道(現在のJR越後線)の創始者・久須美父子の邸宅。久須美家は、江戸時代前期(1656)に現在地に住居を構え、江戸時代中期(1717)に庭園が作庭される。昭和9年(1934)に長岡市指定名勝庭園の登録を受ける。






  • 住雲園

    新潟には豪農の邸宅庭園が多く見られるが、こちらは鉄道事業の創設者である。旧越後鉄道と旧参宮線の鉄道事業により財を成し、この地に邸宅と庭園を造った。

  • 住雲園

    池泉回遊式庭園であるが、全景が把握できるよう高台より撮影。住居の2階から眺められれば、弥彦山を遠くに望みつつ、庭園の全景を撮影できだろう。ちなみに新潟県観光協会公式サイトには「建物内部に入るためには鍵が必要となります。詳しくは和島支所地域振興課(電話0258-74-3112)までお問い合わせください。」と記載されている。

  • 池渡り

    枯滝石組の近くには対岸へ渡る沢飛石が打たれている。このような形式を「池渡り」と呼ぶ。

  • 舟着き場にも、礼拝石にもみえる平石

    舟着き場にも、礼拝石にもみえる平石。写真中央から少し左手に枯滝石組がある。

  • 枯滝石組を図解

    枯滝石組に近づいて撮影。分かりやすいように写真に枯滝石組にマーカーを引いた。

  • 枯滝石組

    枯滝石組を正面から撮影。周辺の雑草が多く、滝石組が弱まっているのが残念である。特に流水していない枯滝石組は、見学者の関心が薄いからなのだろうか、手入れされていない庭園が比較的多いと感じる。

  • 枯滝石組

    枯滝石組だけを撮影。

  • 出島と枯滝石組

    出島と枯滝石組。ここから撮影すると渓谷のような情景となる。それだけに周辺の雑草の存在がもったいなく感じる。


総評
枯滝石組周辺は断崖絶壁のように石が組まれ、かつ枯滝石組の造形が良い。
×枯滝石組辺の雑草により、近づかないとその魅力に気づかなくもったいない。


アクセス
新潟県長岡市小島谷2156-1
JR「小島谷」駅 徒歩10分

駐車場
有り(無料)

開園時間
午前8時30分~午後5時

入園料
無料

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2022-09-16 (金) 更新日 2024-09-23



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よくある質問


いつごろ作庭された庭園ですか。
作庭時期は江戸時代(1717)です。
雨でも濡れずに楽しめますか。
いいえ。屋外を回遊する必要があります。
抹茶や珈琲などを楽しむところはありますか。
残念ながら、ありません。



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