上砂川岳 日本庭園
かみすなだけ にほんていえん
上砂川町東部に昭和に作庭されたとみられる広大な日本庭園があり、近隣にはパンケの湯とよばれる温泉施設がある。
道央道・奈井江砂川ICから約16分ほどの場所に、知られざる日本庭園がある。「上砂川岳 日本庭園」と呼ばれ、かつてはスキー場やテニスコートもあったが、現在では日本庭園と温泉移設とキャンプ場が残る。
写真左手前には石を敷き詰めた洲浜。洲浜とは汀を美しく魅せる技法であるが、メンテナンスが追いついていないのが残念だ。
三段の滝。広大な敷地に負けないように滝添石には巨石を使っている。雪解けの5月ということもあり、枯れ滝になっているが、暖かくなってきたら流水するようだ。
護岸石組をしっかり組むことで池泉を強調させている。
池泉は二段式になっており、鶴島のような岩島が印象的だ。
池泉からの流れ。
東屋からの眺め。やや寂しさを感じる庭園であるが、紅葉が美しいため10月上旬頃に訪問するのをお薦めしたい。
上砂川岳 日本庭園 案内図 [ 案内図を拡大する ]
○ | 池泉がメイン構成となっており、特に三段の滝が力強い。 |
× | 洲浜の状況が、やや荒廃感を出している。 |