安吾 風の館
あご かぜのやかた
市長の邸宅として大正11年(1922)に建築された邸宅が平成21年(2009年)に一般公開。新潟市出身の作家・坂口安吾の遺品も展示されている。枯山水は平成4年(1992)に作庭された。
砂丘館へ向かう途中に偶然目に入った邸宅庭園。前知識なしで見学するが、大正時代に造られた邸宅と作家・坂口安吾の遺品を観賞するのがメインだ。
そう感じさせるのは、平成になって造られた枯山水が庭の端にあり、邸宅からだと肉眼で確認できないからだ。園内を散策できないため、望遠レンズで撮影してみると、、、
このような枯山水になっている。2021年5月には庭屋一如研究会によって「西大畑界隈3庭園めぐり」というツアーガイドを行っており、「新潟を代表する現代庭園のひとつ」として紹介されている。こちらのツアーだと園内を散策できるようだ。
枯池と切石による石橋を確認できる。
平成に作庭されたとは思えない赴きある集団石組で、近づいて全体像を確認してみたいものだ。
旧市長公舎庭園概況図 [ 案内図を拡大する ]
○ | 平成に造られたとは思えない赴きある集団石組。 |
× | 枯山水を肉眼で確認できない。園内の回遊を許可して欲しい。 |