香福寺
こうふくじ
香福寺は室町時代に蔵海性珍(ぞうかいしょうちん)によって開山された臨済宗建長寺派の寺院である。庭園は「雑木の庭」の創設者として知られる飯田十基(じゅうき)の弟子であった福住豊によって作庭。
橋本駅から徒歩15分ほどの場所にある香福寺には、作庭家・飯田十基の弟子であった福住豊によって作庭された池泉回遊式庭園がある。
訪問時は職人がメンテナンスしていたこともあり、美しい状態の庭園を見学できた。出島風の場所に野筋を設け、大きな松を植樹し、橋を渡している。
出島の護岸石組は力強く、その護岸石組に向かって沢飛石を打っている。
ポンプで汲み上げた水を池泉に流しており、渓流のような流れには栗石を敷いている。
流れを別角度から撮影。右手には風合いある巨石を据えている。
正面に客殿。左手は洲浜のようになっており、子どもたちが鯉を眺めて楽しんでいた。ちなみに駐車場は4ヶ所あり、地図にピンを打っている場所の駐車場が最も広くなっている。
○ | 本格的な日本庭園が少ないエリアだが、コンパクトながら本格的な池泉回遊式庭園を見学できる。 |
× | 特に見当たらない。 |