太田宿 旧小松屋(吉田家住宅)
おおたじゅく きゅうこまつや(よしだけじゅうたく)
小松屋は中山道51番目の宿場である太田宿にあった旅籠。主屋の創建は江戸末期であり、平成26年に国の登録有形文化財の指定を受ける。庭園「望川亭」は平成13年(2001)に加茂農林高等学校造園科の生徒によって造られた。
中山道・太田宿の旅籠であった小松屋には、地元の高校生によって造られた庭園「望川亭(ぼうせんてい)」がある。
太田宿からの眺めを縮景した縮景庭園と記載されている。おそらくこちらの写真では、白砂で木曽川を表現し、右奥の山が鳩吹山(はとぶきやま)をイメージしたものだろうか。
とても小さい空間で露地にみえるが、茶室があるわけではないので枯山水として分類した。
主屋からは雪見障子越しに額縁庭園を楽しめる。金曜日に訪れたが、観光客は自分だけでとても静かな空間であった。主屋ではのんびりすることもでき、ドライブの休憩ポイントとして活用してみたい。
○ | 坪庭のような限られた空間に縮景庭園を作庭しているのは、あまり例がなく面白い。 |
× | 庭園目的で訪問すると物足らなさを感じる。 |