最上徳内記念館
もがみとくないきねんかん
最上徳内は江戸時代後期の村山市出身の北方探検家。平成5年(1993)に最上徳内記念館が開館し、敷地には北海道を模した池泉庭園がある。
最上徳内記念館に北海道を模した庭園があるということで訪問。まずは母屋からの額縁庭園。
最上徳内が青年期に甑岳(こしきだけ)に志を立てたという故事にならって、甑岳の山頂を眺められるこの地に記念館が造られた。ただ、正面にある工場が借景の邪魔をする。そして北海道に模した庭園は池泉に浮かぶ出島のことである。
敷地に高い場所がないため、北海道の様子を確認しにくい。
北海道を模した出島から母屋を眺める。
岩島で北方領土を表現している。
左の出島はロシアのサハリンである。成田からサハリンへの直行便で2時間ちょっとで訪問できるよう。スキー場を兼ねた夜景スポットもあるようなので、一度訪問してみたいエリアだ。
案合図を見ると北海道を模していることが分かる。
○ | 都道府県を模った池泉というのは、ここだけのユニークのものだ。 |
× | 北海道を模した庭園であるのならば、池泉を見下ろせるような築山を設けてその全体像が分かるようにする工夫が欲しかった。 |