妙経寺 揚光園
みょうきょうじ ようこうえん
妙経寺は室町時代(1556)に創建され、江戸初期(1652)に現在地で再興。池泉庭園「揚光園」は、京都の茶人で弘前藩に招聘された野元道玄によって作庭された。
高床式の通路下にある敷地を歩いていくと、本堂裏手に江戸時代に作庭された池泉庭園「揚光園」がある。
池泉庭園はややうっそうとしており、見るべきところが少ないというのが正直な感想。入口付近が一番のハイライトだろうか。
向を凝らした刈込みに足が止まったので撮影。
揚光園のすぐ近くには本堂の中庭に造られた石庭があった。耐震補強のようなフェンスが気になるが、揚光園よりもこちらのほうが見応えがある。
細長い敷地に7つの石を配置している。
石組の意図は分からなかったが、細い敷地を上手に利用している。
本堂前にも小さな枯山水がある。白と黒色の山形の石が特徴的で名石を使った枯山水だ。鳴海氏庭園(鳴海醸造店)から徒歩4分という立地であり、合わせて訪れてみよう。
○ | 本堂前の枯山水が名石揃いで美しい。 |
× | 揚光園がややうっそうとしており、古庭園としての要素が少なく見応えに架ける。 |