錦鯉の里
にしきごいのさと
錦鯉の里は平成元年(1989)に開館した錦鯉の展示施設としては世界唯一である。日本庭園には約100尾の鯉が泳いでいるが、この鯉はオーナー制で一匹5万円、もしくは10万円でオーナーとなり1年後に自由に搬出できる制度になっている。
オーナー制の錦鯉が泳ぐ日本庭園は池泉回遊式庭園となっている。滝石組は2つあり写真は雄滝と呼ばれる大滝で、池泉は男池と名付けている。
上段は壁面を幅広く落とす「布落ち」で、下段は壁面を伝うように落とす「伝い落ち」と白糸の滝のような「すだれ落ち」の変則パターンであり、これは東京のラグジュアリーホテル「椿山荘」でみられる滝石組に似た意匠となっている。
こちらは女池。写真奥には雌滝と名付けた小滝があり、橋は愛染橋である。
巨石で出島を模しているところは鯉島と名付けている。本施設で最も日本庭園が美しいアングルはここだとう思う。
雌滝に渡された沢飛び石から水流をスローシャッターで撮影。
正門の近くには三尊石。
観賞棟にも100尾あまりの錦鯉が泳いでおり、水槽越しに額縁庭園を楽しめる。
錦鯉の里 案内図(パンフレットより引用) [ 案内図を拡大する ]
○ | 錦鯉を管理する日本庭園の池泉だけあり水の透明度が高く、特に鯉島周辺は滝石組と出島が融合しており美しい。 |
× | 特に見当たらない。 |