清水寺前休憩所
せいすいじまえきゅうけいじょ
石見銀山の集落地から鉱山の掘り口である龍源寺間分(まぶ)の途中にある休憩所。この休憩所にちょっとした枯山水がある。
武家屋敷 河島家の枯山水を鑑賞するために石見銀山へ。徒歩で河島家へアクセスできる公園駐車場に停めるために朝8時に到着。9時間オープンのため、レンタサイクルで龍源寺間歩へ向かい坑道散策。その途中に偶然みつけたのが清水寺前休憩所にある枯山水である。特に庭園としての看板などはないが、折角なので紹介することに。
見るべきところの少ない枯山水であるが枯滝石組を造っている。やや丸みを帯びた柔らかな石で構成されている。
この角度から眺めると枯滝石組にも迫力がでてくる。視点場によって石組の見え方が変わっていき、石組鑑賞の楽しみのひとつである。
他に見るべき石組がなかったため、龍源寺間歩の写真をいくつか紹介。
三連休の中日に訪問しているが、朝9時に入場したこともあり観光客もまばらでゆっくりと坑道散策を楽しめる。龍源寺間歩は江戸時代中頃に開発されたもので、世界遺産の石見銀山で唯一常時公開されている坑道である。
長さは600mほどで、石見銀山では2番目のスケールとのこと。昭和18年に閉山されるまでの230年間も良質の銀鉱石を掘り続けていたとのこと。余談ではあるが、石見銀山公園駐車場は10時には満車となっていた。石見銀山は永遠と坂道が続くため、レンタサイクルがお薦めであり、河村レンタサイクルで借りると同施設の駐車場を利用できるため、こちらに駐車してレンタサイクルするのがお勧めである。
○ | 角度によって枯滝石組に迫力がある。 |
× | 庭園として訪問するようなところではなく、休憩ついでに鑑賞するようなレベルである。 |