神勝寺 禅と庭のミュージアム 洸庭
しんしょうじ ぜんとにわのみゅーじあむ こうてい
神勝寺は昭和40年(1965)創建の臨済宗建仁寺派の特例地寺院。広大な敷地を活かして平成28年(2016)にゆっくり禅を楽しむ体験場所として「禅と庭のミュージアム」をオープン。庭園は「賞心庭」、「無明院」、「洸庭」と大きく3つに分かれる。
新勝寺に2016年オープンの「禅と庭のミュージアム」では、境内のほぼ全ての敷地を回遊できるようになっており、本記事では洸庭エリアを紹介。
築山に作られた滝石組から池泉へと流れ込む池泉回遊式庭園である。築山は刈込みで包まれており山を表現している。
池泉には小規模な州浜を作っている。
芝庭には低木を植樹しており、奥にはなんと紅葉と桜の共演がみられる。この桜は四季桜と呼ばれ春と秋の年2回開花するのである。
石のランドスケープの上に伝統建築に多用されてきた「こけら葺き」の技法により、建築全体を木材で包み込んだ舟形の建物が浮遊しているように建っている。
モミジと四季桜の共演。
四季桜
洸庭で切り取られることにより紅葉に品格を与える。
洸庭を使って額縁庭園も撮影できる。
30分間隔で入場できる洸庭。内部は撮影禁止で、闇の空間でさざ波の寄せる水辺が演出されている。内容は、眠気を誘う演出といっておこうか。。。
神勝寺 禅と庭のミュージアム 案内図。赤枠が本記事での紹介エリア。 [ 案内図を拡大する ]
○ | 春・秋には紅葉と桜の共演が楽しめる。 |
× | 洸庭は単調すぎて途中で飽きてしまう。 |