神勝寺 紅葉ライトアップ特別拝観
しんしょうじ こうようらいとあっぷとくべつはいかん
神勝寺は昭和40年(1965)創建の臨済宗建仁寺派の特例地寺院。広大な敷地を活かして平成28年(2016)にゆっくり禅を楽しむ体験場所として「禅と庭のミュージアム」をオープン。庭園は「賞心庭」、「無明院」、「洸庭」と大きく3つに分かれる。無明院は昭和52年(1977)に建立された本堂となる。
毎年11月の紅葉シーズンに土日限定でライトアップが実施される神勝寺。広大な庭園で「賞心庭」がライトアップされ、ハイライトは龍背橋となる。
通常、紅葉のライトアップは多くの観光客で混雑するが、神勝寺は立地と敷地の広さから混雑感はなかった。(訪問日はコロナ前の2019年である。)
出島越しに社務所とライトアップされた多宝塔を眺める。
心字池を回遊できる苑路は「もみじトンネル」となっている。
心字池越しにライトアップされた慈正庵を眺める。
ライトアップされた蓬莱島。蓬莱島とは不老不死の妙薬があるとされる伝説上の山のことであり、長寿を願った庭園であることが分かる。
右手前に舟を移しつつ、龍背橋を眺める。昼間は3ヶ所の庭園を楽しめる神勝寺。紅葉ライトアップ特別拝観が実施されている日に訪れれば、午後から夜まで楽しめる広大な庭園だ。
○ | 混雑感なく紅葉のライトアップを楽しめ、特に龍背橋を眺める構図が美しい。また再入園可能で昼間と夜を追加料金なしで楽しめるのも有り難い。 |
× | ライトアップイベントは18時からであるが、17時に一度閉門となる。そのため最も美しい時間帯となるトワイライトタイムに入園できないのが残念。写真はレタッチでトワイライトタイムに撮影したような光景にしている。 |