マリエール神水苑
まりえーるしんすいえん
細川家が藩主だった細川家の別邸で、水前寺同様に桃山時代の特色を残す「回遊式桃山風庭園」。徳川家康に仕えた大名でもあり、徳川家康に仕えた大名であり茶人としても知られる庭園デザイナー・小堀遠州(こぼりえんしゅう)の弟子によって作庭された「神水苑」が保存され、現在は結婚式場として利用されている。
結婚式場「マリエール神水苑」には、江戸時代に作庭された庭園「神水苑」が保存されている。電話確認すると結婚式が行われていないタイミングであれば無料見学できるとのこと。ということで、平日に訪問することに。
生憎の雨天であるが、2月にもかかわらず芝生が青々して美しい。フラットではなく複数の築山により単調にならない景観になっている。
西池には夏に花咲くカタツバキが美しいようだ。池泉には2つの中島が造られ、手前が鶴島、右奥が亀島と想像した。鶴島には松を植樹していることがあり、亀島の左には亀頭石らしき石がみえることからの推測である。
正面が鶴島で、奥が亀島である。鶴島の松の右に亀島の亀頭石らしき石がある。
熊本藩の支藩である宇土藩主・細川翁が造営した茶庭「蕉夢庵」より移築した石灯籠。
護岸石組と洲浜らしき意匠がみられる。また阿蘇の伏流水の池泉であるため透明度が高い。洲浜:水際を美しくみせる技法
渓谷を思われるような滝石組「神の水の夫婦滝」
○ | 西洋と日本庭園が融合しており、西池の2つの中島が美しい。 |
× | 歴史ある日本庭園であるが、古庭園としての様子が弱い。 |