白山比咩神社 白光苑
しらやまひめのおおかみ びゃっこうえん
白山比咩神社は全国に3000社ある白山神社の総本宮で、地元では「白山さん」と呼ばれている。白山を神体山として祀る神社であり、崇神天皇年間(弥生時代)に創建したと伝わる。境内には白光苑(びゃっこうえん)と呼ばれる神苑が昭和33年(1958)に作庭された。
白山比咩神社には神苑「白光苑」がある。日中は開放されているため、竹の棒を一度外してから入園。
神苑は静寂な雰囲気が漂うものの見どころは少ない。
池泉には護岸石組は少なく、奥に僅かな石組がみえる程度。
石組は丸みを帯びた弱い意志であるが、苔付きは良く風合いは良い。
苔庭には巨大な石灯籠。こちらの石灯籠は昭和43年に設置されたものである。
白山奥宮遥拝所(はくさんおくのみやようはいしょ)。離れたところから白山山頂の奥宮を拝む遥拝所である。
白山奥宮遥拝所の巨石は力強く磐座を感じさせる。
白山奥宮遥拝所から先に進むと、禊場がみえてくる。鳥居を潜ると
このような禊場がある。平成18年に建築されたもので、境内に禊場がある神社は大変珍しいとのこと。日程は限られているが、みそぎ体験することもできる。
○ | 神苑には特筆できるものはないが、白山神社の総本宮である白山比咩神社の神苑に特別感がある。 |
× | 庭園要素が少なく見応えがない。 |