内みのわ運動公園 日本庭園
うちみのわうんどうこうえん にほんていえん
内みのわ運動公園は君津市の市制施行を記念して昭和49年(1974)に作られた公園。日本庭園は開園4年後となる昭和53年(1981)に開園する。また内みのわ運動公園には千葉県指定史跡「鐘ヶ淵(かねがふち)」が残されている。
内みのわ運動公園の東部に池泉のある日本庭園が設けられている。池泉の外遊は1周600のウォーキングコースを兼ねている。
池泉には2つの中島を設け、大きな中島は橋で往来できる。
小さな中島は洲浜風で2つの巨石を置いている。
日本庭園らしさを感じられるポイントである滝石組は、巨石を用いた二段落としの様式である。
滝頂部。水が流れ落ちる「水落石」は垂直に落とされている。
先ほどの滝頂部より撮影。ここから蛇行して池泉へと水が流される。
滝石組から池泉へと流れる途中の光景。巨石をふんだんに用いた力強いものだ。
内みのわ運動公園には、千葉県指定史跡「鐘ヶ淵(かねがふち)」が残されている。隣接していた寺の梵鐘(ぼんしょう)が池に沈んだことから「鐘ヶ淵」と呼ばれるようになったといわれている。池畔には江戸時代に建立された厳島神社がある。
池泉の護岸は弧を描く優雅なもので、中島により古庭園らしさを感じさせてくれる。
鐘ヶ淵と内みのわ運動公園の間にはちょっとした竹林があり涼を感じとれる。
○ | 滝石組から池泉へと導かれた水の流れは力強い。また鐘ヶ淵の池泉も美しいデザインである。 |
× | 特に見当たらない。 |