世界2,500ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る

雲龍院

うんりゅういん
美しさ ★★
静寂さ ★★
京都府京都市東山区
  • 雲龍院 山門

    皇室ゆかりの寺院で額縁庭園を愉しむ

    枯山水
    庭園面積 300坪 (小規模)
    室内からも庭園を眺められる
    ライトアップ時期あり
    雨でも十分に楽しめる
    特筆事項 春と夜の夜間ライトアップ
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成 令和

雲龍院の由来

雲龍院は真言宗泉涌寺派の塔頭寺院で室町時代(1372)に創建。後光厳天皇(ごこうごん てんのう)の勅願により創建された皇室ゆかりの寺院ということもあり、別格本山という高い地位にある。庭園は歴代の住職によって作られたものであり、本記事では作庭時期は昭和に分類している。






  • 徳川慶喜が寄贈した灯籠

    霊明殿前にある枯山水には、最後の将軍となる徳川慶喜(よしのぶ)が寄贈した灯籠。

  • 菊花紋の盛砂に灯籠

    16枚の花弁による菊花紋の盛砂に灯籠を立てている。菊花紋といえば皇室の紋とされパスポートにも使われている。

  • マクロ石

    坪庭の石庭。立石は観音様が手を組んでいるように見えるという「マクロ石」と呼ばれ、雨に濡れることで漆黒の美しい石となるとのこと。

  • 色紙の景色

    蓮華の間から額縁庭園。雪見障子の4枚のガラス越しに椿・楓・灯籠・松を眺めることができ「色紙の景色」と称されている。

  • 悟りの窓

    悟りの間から、「悟りの窓」を使った額縁庭園。

  • 額縁庭園を撮影するポイントが多くある

    同じく悟りの間から、僅かに明けられた障子越しの額縁庭園。障子の奥は広くない庭であるが、このような演出により、広がりを期待してしまう感覚になる。このように雲龍院は額縁庭園を撮影できるポイントが多くある。

  • 大輪の間

    大輪の間へ。ここから庭園を眺めるが、庭園自体には日本庭園の要素として特筆できる要素は少ないが、癒やされる空間である。観光客の多いシーズンでも穴場であり、ライトアップも開催される紅葉シーズンでも比較的落ちついて観賞できるのではないだろうか。

  • 瞑想石

    椅子の前に並べられた瞑想石に両足の「土踏まず」を置いて庭園を眺めることで、目も足も癒やされる。

  • 中庭庭園

    瞑想の間から、先ほどの中庭庭園を違う方向から眺める。

  • 菊花紋の手水鉢

    砂紋と同じ菊花紋の手水鉢。皇室縁の寺院であることがよく分かる。

  • 悟りの間

    最後に「悟りの間」から額縁庭園を撮影。


総評
額縁庭園を撮影するポイントが多いのが最大の魅力。また菊花紋の盛砂に灯籠を立てているのも皇室ゆかりの寺院であることを象徴づけた面白い意匠である。
×最も広い庭園は、日本庭園として見るべきポイントが少ない。


アクセス
京都府京都市東山区泉涌寺山内町36
市バス「泉涌寺道」 徒歩13分、JR・京阪「東福寺」駅 徒歩23分

駐車場
有り(無料)

開園時間
午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)

休館日は不定期のため公式サイトで確認

入園料
400円

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2020-09-05 (土) 更新日 2020-11-10


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