屋島寺 雪の庭
やしまじ ゆきのにわ
真言宗御室派の寺院である屋島寺は、創建は奈良時代(745)に中国の名僧・鑑真(がんじん)によって開山された。境内には雪ノ庭と、1970年にモダンな庭園造りで知られる日本庭園史の研究家・重森三玲(しげもり みれい)によって作庭された座忘亭庭園がある。
宝物館の裏手には、白い凝灰岩が露出していて、雪が降ったように見える「雪の庭」がある。ただし、現在では苑路が荒れているため、このようなテラスからしか見学できない。
正面から眺められないので、全貌を確認できないが白砂のところが凝灰岩であり、管理人に確認すると、この凝灰岩を庭として見立てて作庭したとのこと。屋島山の上は安山岩ばかりなのに、この庭だけ凝灰岩が出ているのは珍しいとのこと。
望遠撮影すると、奥には立石もみえる。
屋島寺パンフレットには正面から撮影した写真があったため掲載。また、写真はないが重森三玲によって作庭された枯山水「座忘亭庭園」もあるが、こちらも手入れができず現在は非公開となっている。2012年に訪問した方が座忘亭庭園を撮影してきているので、ブログ記事をご紹介。
○ | 全貌を確認できないため総評「○」のコメント控えます。 |
× | 庭園の一部しか確認できない。 |