世界2,500ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る

旧吉田家住宅

きゅうしょしだけじゅうたく
美しさ ★★
静寂さ ★★
千葉県柏市
  • 旧吉田家住宅 長屋門

    千葉県に残る最古の庭園

    枯山水
    庭園面積 100坪 (小規模)
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成 令和

旧吉田家住宅の由来

江戸時代に商人として財を成した吉田家。江戸後期には醤油醸造業に進出し、その後営業権を野田醤油株式会社に売却し、その跡地に造られたのが旧吉田家住宅となる。平成21年(2009)に歴史公園として一般公開される。






  • 書院 東室

    江戸後期に造られた邸宅庭園を書院東室から撮影。江戸後期は古庭園では比較的新しい部類にはいるが、千葉では現存する最古の庭園だろう。

  • 苔敷きの庭園

    芝生のようにみえるが苔敷きの庭園である。沓脱ぎ石から飛石が弧を描くように連なっているのが特徴的である。

  • 軒下処理

    曲線と直線を意識した意匠のようにみえるが、直線の敷石は軒下処理である。軒下処理とは屋根から滴る雨を染みこませ、水たまりを造らないようする処理で、日本庭園では炭を敷くことも多い。

  • 石灯籠

    こちらも先ほどの軒下処理であるが、庭園としてみるとひとつの意匠にみえ美しい。また石灯籠も風合いがあって良い。

  • 枯山水

    書院の翌年(1865)に造られた新奥座敷に移動すると枯山水がみつかる。東室から離れており間近で確認できないので、望遠レンズの出番である。

  • 枯山水

    すると、このような水を使わず池泉を表現した枯池になっている。苔地と枯池の高さが同一になった珍しいものである。

  • 軒下処理

    記事前半で触れてきた軒下処理が分かる写真。軒下より雨水が敷石に染み、用と景が調和した見事な技法だと思う。用と景:実用と景観


総評
苔地と枯池の高さが同一になった珍しい枯山水がみられる。
×○で評価した枯山水だが、近づいて観賞できない。望遠レンズや双眼鏡などを持参したほうが良い。


アクセス
千葉県柏市花野井974-1
JR「柏」駅より東武バス「花野井神社」下車 徒歩5分、常磐道・柏ICより約8分

駐車場

開園時間
午前9時30分〜午後時30分

休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日以後の平日)、年末年始

入園料
大人 210円
60歳以上 110円
大学生以下 無料

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2020-07-31 (金) 更新日 2020-08-13


旧吉田家住宅周辺の庭園

あけぼの山公園 日本庭園
柏市 3.4km
あけぼの山公園 日本庭園
柏の葉公園 日本庭園
柏市 3.9km
柏の葉公園 日本庭園
一茶双樹記念館
流山市 10km
一茶双樹記念館

100km以内の庭園スポットを直線距離で表示

本記事をスマホで見るQRコード




千葉県の人気夜景スポット