円覚寺
えんがくじ
鎌倉幕府の北条時宗の資金提供により、臨済宗・無学祖元(むがく そげん)が1282年に開山。臨済宗の大本山のひとつである。妙香池の庭園は、山梨の恵林寺を開山した臨済宗・夢窓国師(むそう そせき)の作庭といわれる。(大本山:総本山の次位の寺)
円覚寺の山号(さんごう:仏教の寺院に付ける称号)である「瑞鹿山(ずいろくさん)」と書かれた総門をくぐる。鎌倉の名刹だけあり観光客で賑わう。
円覚寺で散策できる唯一の庭園。西側からしか庭園を眺められず、自由度の低いのが残念なところ。
庭園には住職の居間である方丈が隣接している。つまり、ここが方丈庭園であることが分かる。
方丈庭園のほぼ全景。広さにして約180坪と小さい。とはいうものの、我が家の6倍もある(笑)
鐘楼や弁天堂のあるエリアへ繋がる山道。
山梨の恵林寺を開山した臨済宗・夢窓国師(むそう そせき)の作庭したといわれる妙香池(こうみょうち)の庭園。
禅の修行者のための道場であった居士林(こじりん)の紅葉が目にとまる。現在では一般向けに座禅会などが行われている。
円覚寺の境内にある佛日庵。北条時宗公を祀る塔頭(たっちゅう)寺院であり、別途100円で拝観可能。茶席では500円で抹茶とお菓子を頂ける。(塔頭:本寺の境内にある小寺)
円覚寺のパンフレットより境内案内図を引用。 [ 案内図を拡大する ]
○ | 大方丈、苔、池泉、白砂利の組み合わせに魅了される。 |
× | 庭園目的で訪れると、円覚寺の広大な境内に比べ庭園がコンパクトで消化不良を感じる。 |