猿江恩賜公園
さるえおんしこうえん
猿江恩賜公園は江戸時代に幕府公認の貯木場に、後に昭和天皇となられる皇太子のご成婚を記念して、東京市に譲渡される。昭和7年(1932)に猿江恩賜公園として開園し、日本庭園が造られる。昭和58年(1983)に北園が完成して全面開園となる。
東京スカイツリーも眺められる猿江恩賜公園に、池泉回遊式庭園があります。日本庭園として認知はあまりされておらず、広い公園の一部として親しまれた空間のようです。池泉は上池と下池の二段構造になっており、写真は上池です。
上池には中島を設けており、左の石組を亀頭石とした亀島でしょうか。
亀頭石の先には渓流が造られているものの、木々の生長で細部が見えにくくなっている。
上池と下池は滝石組で繋がれている。
こちらも上池から下池へ水流を流す滝石組。このような滝はやはりスローシャッターで撮影したくなる。シャッター速度は1/10秒だ。
猿江恩賜公園の南側エリアの案内図 [ 案内図を拡大する ]
○ | 上池と下池と繋ぐ滝石組が魅力的。 |
× | 上池の中島が雑草で醜いのがもったいない。 |