徳願寺
とくがんじ
徳願寺は室町時代(1457)に創建した曹洞宗の寺院である。奈良時代の僧侶・行基が千手観音像を納めたとされる駿河七観音のひとつ。また駿河三十三観音霊場の第12番札所でもある。境内には池泉庭園、山門には滝石組、冒険の塔付近には枯山水がある。
夜景が美しい場所を求めて徳願寺へ訪問したところ、山門横に滝石組を見つけたので、庭園ガイドでも紹介することに。
規模は全然違うが、相阿弥によって作庭された長楽寺(京都)の平安の滝に似ている。
本堂前には池泉を設けており、中島には祠を祀っている。
駐車場北部には枯山水がある。
青石を多用した豪快なもので、左側に小さな枯流れを設けている。
枯山水前には冒険の塔と名付けられたモニュメントがあり、静岡市中心部を一望できる。ちなみに山門前からの夜景も見事である。
徳願寺 案内図 [ 案内図を拡大する ]
○ | 青石による豪快な枯山水と、富士山をバックにした静岡市の絶景が美しい。 |
× | 特に見当たらない。 |