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圓照寺

えんしょうじ
美しさ ★★
静寂さ ★★★
福井県小浜市
  • 圓照寺

    滝石組を鶴に見立てた庭園

    池泉庭園
    庭園面積 40坪 (小規模)
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成 令和

圓照寺の由来

我が国初の戸籍を造ったとされる天智天皇の御代(飛鳥時代)に遠松寺として創建された古刹。その後、江戸初期(1612)に現在地に移転し、圓照寺と改め臨済宗南禅寺派となった寺院である。本堂横には江戸初期に作庭されたとされる池泉観賞式庭園がある。






  • 池泉観賞式庭園

    小浜市は庭園の宝庫であり10ヶ所近くの庭園がある。そのなかでもコンパクトに纏まっており感動的だったのが圓照寺だ。地形を活かした池泉観賞式庭園であり、様々な要素が詰まっているので図解してみる。

  • 三尊石から鶴石に水が注ぐように造られている

    まずは左上には三尊石があり、ここから上段・下段の滝石組と続く枯滝石組を構成している。パンフレットには「三尊石から鶴石に水が注ぐように造られている」と紹介されていることより、下段の滝石組は鶴石組であり、滝添石は羽石となる。そして出島は亀出島になり、立石は亀頭石だろう。

  • 三尊石

    滝石組頂部にある三尊石は、うっとりするような力強い意匠だ。

  • 上段の滝石組

    上段の滝石組を焦点距離70mm(35mm換算)で撮影。水が流れ落ちる「水落石」から見事な風合いを感じさせてくれる。

  • 滝添石は羽

    下段の滝石組。滝添石は羽石となっており、左奥の上段の滝石組と連続性を持たせている。滝添石を羽石に見立てた事例としては、滋賀院門跡が挙げられる。

  • 亀出島

    亀出島と左奥に鶴石組。

  • 2枚の石橋

    出島に架かる2枚の石橋。

  • 庭園の全景

    庭園の全景。これだけの敷地に見るべきところが詰まった古庭園であった。

  • 小さな出入り口からアプローチ

    庭園は本堂横の小さな出入り口からアプローチできる。


総評
三尊石から枯滝石組で池泉へと繋がる意匠が美しく、滝添石を羽石に見立てた鶴石組も面白い。
×特に見当たらない。


アクセス
福井県小浜市尾崎22-15
JR「小浜駅」からタクシーで15分

駐車場
有り(無料)

開園時間
午前9時~午後6時(11〜4月は午後5時まで)

入園料
無料

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2020-12-05 (土) 更新日 2021-02-23


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