高橋是清翁記念公園
たかはしこれきよおうきねんこうえん
第20代内閣総理大臣・高橋是清の明治時代に建築された邸宅が、昭和16年に記念公園として開園。第二次世界大戦にて建築物は焼失するが庭園は修復復元されている。
国道246号線沿いに元首相の邸宅庭園が残っている。母屋は小金井市の江戸東京たてもの園に移築保存されているが、庭園は当時の場所で見られる。
緩やかな流れを造り、洲浜には飛石を敷くことでユニークな意匠になっている。雪見灯籠を配置しているところから推察するに、飛石を護岸石組とした枯池になっているのだろうか。
流れの上流には、石の井戸がある。
こちらは枯滝石組だろうか。
善導寺型灯籠。善導寺型灯籠とは京都市役所近くにある善導寺が元となっており、中台の側面にハート型の刻り込みや、火袋に茶道具が彫られている。
高橋是清翁記念公園 案内図 [ 案内図を拡大する ]
○ | 広めの州浜に飛石を敷いて枯池のような意匠に仕立てている。 |
× | 国道沿いに公共公園として都心に公開されており、周りの雰囲気が近代的なこともあり庭園の雰囲気を感じにくい。 |