世界2,500ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る
国指定名勝

旧古河庭園

きゅうふるかわていえん
美しさ ★★
静寂さ ★★
東京都北区

旧古河庭園の由来

大正6年(1917)に西洋館と西洋庭園がイギリス出身の建築家ジョサイア・コンドルにより設計。日本庭園は、大正8年(1919)に庭園に芝生を初めて用いた植木職人7代目・小川治兵衛(おがわ じへえ、通称:植治)によって作庭。平成18年(2006)に国指定名勝に指定される。






  • 池泉回遊式庭園

    日本庭園と洋風庭園を併せ持った旧古河庭園。まずは芝生を初めて用いた植木職人7代目・小川治兵衛によって作庭された、心字池を中心とした池泉回遊式庭園からスタート。

  • 大きな雪見灯籠の近くには枯滝石組がある

    写真には照明設備が見えるが、毎年5月中旬頃に開催される「バラと洋館・日本庭園のライトアップ」イベントにむけたもので、通常時は照明設備はない。大きな雪見灯籠の近くには枯滝石組がある。

  • 枯滝石組

    こちらが枯滝石組であり、栗石で枯流れが造られている。心字池の渓谷の水源を見立てた景観であり、旧古河庭園で最も美しいと感じたポイントである。

  • 護岸石組により渓谷

    心字池には2ヶ所の中島があり、大きい方の中島の西方では、護岸石組により渓谷を表現している。

  • 巨石の切石による石橋

    巨石の切石による石橋。

  • 船着石

    石橋の手前には、船着石(赤色の▲マーク)があることから、池泉舟遊式庭園を表現していることもわかる。ただ、実際には舟で庭園を観賞したような記録は見つからない。

  • 崩石積

    小川治兵衛の力作とされる崩石積(くずれいしづみ)。解説によれば、石を垂直に積む方法のなかで京都で発達した伝統的な手法であり、石と石が噛み合って崩れそうで崩れない姿が美しいとされる。

  • 滝石組(大滝)

    ポンプ式ではなく、井戸水を水源とした滝石組(大滝)。高低差は十m以上あり、滝に向かって沢飛石で繋がっている。

  • 滝石組(大滝)

    大滝を望遠レンズで撮影すると、三段落しの滝のようにみえる。また、滝壺手間には丸石が敷かれ、あまり例をみない珍しいものであると庭師が説明してくれた。

  • バラ園

    洋風庭園に戻りバラ園を見下ろす。この時期は来訪者の大半がここで時間を過ごしているため、日本庭園は静かなものだ。

  • 石造りの西洋館

    石造りの西洋館は天然ストレートぶきレンガ造りである。落ちついた風合いのなかに重厚感もあり美しい。

  • バラ

    バラの開花は5月中旬~6月下旬と、10月中旬~11月下旬と年に2回愉しめる。


総評
枯滝石組の造形は見事であり、薔薇の開花時期にあわせて訪れれば日本庭園と洋風庭園を満喫できる。
×特に見あたらない。


アクセス
東京都北区西ケ原1丁目27-39
JR京浜東北線「上中里駅」徒歩7分、南北線 「西ヶ原駅」徒歩7分、JR山手線「駒込駅」徒歩12分

駐車場
なし(コインパーキンは周辺に複数あり)

開園時間
午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)

入園料
一般  150円
65歳以上 70円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2019-05-09 (日) 更新日 2019-05-26


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