世界2,500ヶ所の夜景を巡った男が庭園を巡る
国指定名勝

縮景園

しゅっけいえん
美しさ ★★
静寂さ ★★
広島県広島市中区

縮景園の由来

縮景園は大名庭園として江戸初期(1620)に、千利休と師弟関係をもつ上田宗箇(うえだ そうこ)によって作庭。1783年に京都庭師である清水七郎右衛門によって大改修されている。昭和15年(1940)に国指定名勝を受ける。






  • 跨虹橋

    跨虹橋(ここうきょう)がトレードマークにもなっている縮景園。景勝地の一部を縮めて表現した縮景式庭園の代表格。訪問したのが、紅葉シーズンの土曜日午後だけに多くの人で賑わっていた。

  • 跨虹橋

    跨虹橋(ここうきょう)は、茶人にして作庭家である上田宗箇(うえだ そうこ)による作庭当初は存在しなく、江戸中期に京都庭師である清水七郎右衛門による大改修で作られたものだ。跨虹橋は、中国の景勝地である杭州市の「西湖の堤」を模倣しているといわれる。和歌山の養翠園や、東京の旧芝離宮恩賜庭園などで見られるが、縮景園が一番美しいと思う。

  • 映波橋、昇仙橋、望春橋

    中島を映波橋、昇仙橋、望春橋の3つの反り橋が角度を変えながら連なる。

  • 積翠巌

    駐杖榻(ちゅうじょうとう)から、縮景園で最上の石組を魅せてくれる積翠巌(せきすいがん)を望む。積翠巌は蓬莱式石組で三尊石でもある。写真中央の巨石による立石が三尊石。この三尊石がある築山が、不老不死の仙人が住む蓬莱山に見立てられている。

  • 鶴亀に見立てた石組

    蓬莱式石組であれば、鶴亀に見立てた石組が存在することが多く、縮景園の濯纓池(たくえいち)には12の中島があり、それらが鶴島・亀島となっている。積翠巌の近くには、蒼雪島(そうせつとう)、滴翠島(てきすいとう)、緑蘋洲(りょくひんしゅう)を配している。

  • 蒼雪島、緑蘋洲

    超然居から積翠巌を望むと、画面中央に蒼雪島(そうせつとう)、右手に緑蘋洲(りょくひんしゅう)がみえる。

  • 都市部にあるため高層マンションに囲まれている

    縮景園西部からの眺め。都市部にあるため高層マンションに囲まれている。大名庭園は大都市にあるため、小石川庭園(東京)や浜離宮恩賜庭園(東京)のように借景に近代建物が顔を覗かすが、超高層ビルの場合は、時代を超えた融合で美しく感じるものがある。マンハッタンのセントラルパークのような感じだろうか。

  • 清漣島と小蓬莱の鶴亀島

    跨虹橋から庭園東武を望むと、清漣島(せいれんとう)と小蓬莱(しょうほうらい)の鶴亀島が見られる。

  • 迎暉峰からの眺め

    迎暉峰(げいきほう)から庭園東部を眺める。

  • 積翠巌

    ふたたび、積翠巌(せきすいがん)と蒼雪島(そうせつとう)。

  • 跨虹橋

    原爆の爆風にも耐えた跨虹橋。人で賑わう大名庭園は、歩く距離も長く、撮影タイミングの待ち時間も長く、平日の朝一に訪れるべきだったかも。

  • 縮景園の案内図

    縮景園の案内図


総評
積翠巌周辺の石組が美しく、また濯纓池に浮かぶ鶴亀島はそれぞれ品格を感じさせる。
×規模の割りには見どころが少ない。


アクセス
広島県広島市中区上幟町2-11
JR広島駅から路面電車で「八丁堀」乗り換え→白島線電車「縮景園前」下車すぐ/平和公園から水上タクシー(水上タクシーに入場料含む)

駐車場
有り(有料)

開園時間
4月〜9月 午前9時~午後6時(入園は午後5時30分まで)
10月〜3月 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)

入園料
一般 260円
高大学生 150円
小中学生 100円

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2019-11-23 (日) 更新日 2020-01-05


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