旧瓦屋庭園
きゅうかわらやていえん
幕末から明治初期にかけて、維新の三傑(いしんのさんけつ)に数えられる木戸孝允(たかよし)などが利用した旅館・瓦屋の跡地に残された庭園。江戸後期に作庭され、大正時代に改修されている。
旅館に併設されていた庭園だけが保存された瓦屋庭園。書籍やネットでも、ほぼ紹介されていないが、「旧瓦屋跡」の敷地内にある庭園である。江戸時代に作庭された池泉庭園であるが、現在では張られていない涸池となっている。(枯れ池:当初から水が張られていない池、涸れ池:当初は水が張られていたが、現在では水が涸れた状態)
瓦屋庭園は、日本庭園のポイントに関して全てネームプレートが立てられていて初心者でも理解しやすく有り難い。
こちらは大滝と表記されているが、それほど大きなものではない。
こちらは小滝となっているが、もはやネームプレートがなければ滝として造られたことに気づかないだろう。
三尊石。分かりやすいように三石を赤マーカで囲んでみた。
切石による石橋から涸れ池を望む。
明治時代まで旅館「瓦屋」だった跡地は、現在は駐車場となっている。
○ | 庭園の見所にネームプレートがあり、初心者でも理解しやすい。 |
× | 様々な要素を含んだ古庭園ではあるが、特筆できる要素がない。 |