-
第一無鄰菴とも呼ばれる山縣有朋の草庵
枯山水
庭園面積 30坪 (小規模)
作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成 令和
東行庵の由来
東行庵は明治時代(1884)に創建した曹洞宗の寺院であり、高杉晋作の菩提寺でもある。総理大臣を務めた山縣有朋(やまがた ありとも)が草庵を立てて無鄰菴と名付けた。また、無鄰菴と初めて名付けた建物であることから、「第一無鄰菴」とも呼ばれる。昭和41年(1966)に東行記念館が建築され、東行庵に付随する枯山水も同時期に作庭された。毎年ゴールデンウィークには東行庵の特別公開が行われる。
参考になったら「いいね!」をお願いします ^_^/
-
総理大臣を務めた山縣有朋が最初に無鄰菴と名付けた草庵があった。このことにより第一無鄰菴とも呼ばれる。第二無鄰菴は今も名前を受け継ぐ国指定名勝「無鄰菴(京都)」、第三無鄰菴は「がんこ高瀬川二条苑(京都)」である。
-
昭和になって作庭された枯山水は苔庭に五重の石塔、巨石が数組とシンプルなもの。
-
望遠レンズで三尊石らしき石組撮影。石組は丸みを帯びた弱いものであるが、苔付き風合いは良い。
-
東行記念館の裏側に回り込むと、また別の枯山水が作られていることに気づく。
-
東行池の中島。東行庵の枯山水は特別公開期間しか枯山水の全景を楽しめない。特別公開時期に訪問して改めて第一無鄰菴を観賞したいと思い東行庵をあとにする。
総評
○ | 控えめな石組ながらも苔付き、特に苔の野筋と一体化している様子が良い。 |
× | 特に見当たらない。 |
参考になったら「いいね!」をお願いします ^_^/
アクセス
山口県下関市吉田町1184
JR「小月」駅 サンデンバス秋芳洞方面行き「東行庵入口」下車徒歩8分
駐車場
有り(無料)
開園時間
東行庵の通常非公開。毎年ゴールデンウィークに特別公開。
入園料
500円
公式サイト
地図
訪問日 2022-03-28 (月) 更新日 2024-08-18
東行庵周辺の庭園
100km以内の庭園スポットを直線距離で表示
よくある質問
- いつごろ作庭された庭園ですか。
- 作庭時期は昭和(1966年)です。
- 雨でも濡れずに楽しめますか。
- いいえ。屋外を回遊する必要があります。
- 抹茶や珈琲などを楽しむところはありますか。
- 残念ながら、ありません。