東行庵
とうぎょうあん
	 
						
				東行庵は明治時代(1884)に創建した曹洞宗の寺院であり、高杉晋作の菩提寺でもある。総理大臣を務めた山縣有朋(やまがた ありとも)が草庵を立てて無鄰菴と名付けた。また、無鄰菴と初めて名付けた建物であることから、「第一無鄰菴」とも呼ばれる。昭和41年(1966)に東行記念館が建築され、東行庵に付随する枯山水も同時期に作庭された。毎年ゴールデンウィークには東行庵の特別公開が行われる。
 
						
				 
						昭和になって作庭された枯山水は苔庭に五重の石塔、巨石が数組とシンプルなもの。
 
						望遠レンズで三尊石らしき石組撮影。石組は丸みを帯びた弱いものであるが、苔付き風合いは良い。
 
						東行記念館の裏側に回り込むと、また別の枯山水が作られていることに気づく。
 
						東行庵と記念館の間にある中庭。
 
						東行池の中島。東行庵の枯山水は特別公開期間しか枯山水の全景を楽しめない。特別公開時期に訪問して改めて第一無鄰菴を観賞したいと思い東行庵をあとにする。
| ○ | 控えめな石組ながらも苔付き、特に苔の野筋と一体化している様子が良い。 | 
| × | 特に見当たらない。 | 
 
						 
						 
					 
					