石橋文化センター 日本庭園
いしばしぶんかせんたー にほんていえん
ブリジストン創業者の石橋正二郎が久留米市に寄贈し昭和31年(1956)に開園。昭和47年(1972)に石橋氏自らの構想し、昭和46(1971)に一丈の滝や楽水の池などを完成。翌年にはロックガーデンなど山をイメージした庭園が完成。
タイヤメーカー「ブリジストン」の創業者は「石橋(ブリッジ+ストン)氏」からきていることはよく知られているが、久留米市が郷土であったことは今回初めて知ることに。広大な敷地には創業者自身が設計した池泉回遊式庭園がある。
まずは焦点距離200mm(35mm換算)の望遠で一丈の滝と名付けられた滝石組を撮影。滝石組の前は飛石で繋がれ、近づいて撮影すると・・・
このようになっている。水の流れをシルキーにするために、NikonD810のシャッター速度を遅くするために、感度をISO64まで下げて1/20秒のスローシャッターでの手持ち撮影。水の落ちるポイントに水分石を配置して滝にさらなる迫力を生み出している。滝石組ではよく見られる手法である。
池泉には段差を設け、先ほどの滝石組とは対照に緩やかな小滝を作っている。
さらに池泉の対岸から焦点距離200mmの望遠撮影で圧縮撮影すると、このような何段にも落とされた美しい滝石組を楽しませてくれる。こちらの日本庭園はやや大味な造りであるため、このような望遠レンズで撮影するのが面白い。
石橋文化センターの案内図 [ 案内図を拡大する ]
○ | 望遠レンズでの圧縮撮影したときの写真となるが、何段にも落とされた滝石組の様子が美しい。 |
× | 日本庭園としては特徴が少なくやや大味。 |