浄光寺
じょうこうじ
浄光寺は上山温泉を発見した僧侶・月秀(げっしゅう)が、室町時代に(1459年)に開山したと伝わる浄土宗の寺院である。庭園は但馬国出石の沢庵禅師(いわゆる沢庵和尚)によって作庭された。
池泉には中島を設け、三羽鶴の銅像が置かれている。こちらは昭和60年に寄贈されたものと記されていた。
5~10月に花を咲かせる睡蓮(スイレン)。
山門近くには「つつじと睡蓮の庭園」と謳われたいる浄光寺。ツツジは5月が見頃で睡蓮は早朝に咲くため、5月の朝に訪れればツツジが色づきと、睡蓮の咲いている様子が同時に楽しめるだろう。なおl沢庵和尚ゆかりの寺院である宗鏡寺(兵庫県豊岡市)は、遠方から訪問する価値ある庭園である。
| ○ | ベストシーズンに訪れれば、ツツジと睡蓮の共演が楽しめる。 |
| × | 龍安寺の裏庭、桂離宮を模したと表現されているが、その面影がみられない単調な庭園である。 |