もみじ谷
もみじたに
明治6年に造成された日本で最も古い公園のひとつである芝公園。この公園に作られた「もみじ谷」は日本初の公園デザイナーとして知られる作庭家・長岡安平によって明治38年(1905)に造成。2017年から4年間をかけて日本庭園協会によって修復工事が行われた。
高低差15mの地形に、高さ10mの滝石組を造っている。こちらの滝石組は日本庭園協会の名誉会長・龍居竹之介によって令和2年に改修工事が行われている。
一度、滝石組を撤去するという大工事で、数年がかりとなった。急斜面は多段に落とされたもので、流長は約25mで緩急の二種類の勾配で構成されている。
滝下には池泉と流れを組み合わせたような意匠になっている。
流れの先はこのような深山幽谷の景となっている。
東京タワーともみじ谷。
明治時代に作庭された当初の「もみじの滝」
○ | 高低差15mの崖地を活かした何段にも落とされた滝石組が雄大である。 |
× | 特に見当たらない。 |