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真長寺 石庭

しんちょうじ せきてい
美しさ ★★
静寂さ ★★★
岐阜県岐阜市
  • 真長寺 山門

    三角形の線で結ばれる7石

    枯山水
    庭園面積 60坪 (小規模)
    作庭時期 不明 ~飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 安土桃山 江戸 明治 大正 昭和 平成

真長寺 石庭の由来

奈良時代(733年)に、日本で最初の大僧正(最高位)となった行基によって開創されたと伝わる真長寺。高野山・真言宗の寺院であり、三輪釈迦の名でも親しまれる。石庭は江戸時代に作庭され、石庭は岐阜県の指定名勝を受けている。






  • 江戸時代に作庭された石庭

    平安時代に創建されたと伝わる古刹・真長寺には、江戸時代に作庭された石庭がある。京都にある石庭の代表格である龍安寺 石庭に、どことなく類似している。

  • 3本の筋塀

    白壁には3本の筋塀(すじべい)がみつかる。これは、皇族が出家して住職を務めた門跡寺院の土塀の壁面に、その証として5本の定規筋を引いたのが始まりであり、定規筋の数が寺の格式を表し、5本線が最高格式を表す。5本線は南禅寺鹿苑寺(金閣寺)でみられる。また、5本線以外の筋塀は、現在一般公開されている寺院は少なく、真長寺の筋塀は貴重なものである。

  • 鎌倉時代を感じさせる力強さ

    天を突くような立石が美しく、鎌倉時代を感じさせる力強さがある。

  • 隣にあった伏石と離れている

    少し角度を変えて撮影してみると、隣にあった伏石と離れているのだ。

  • 当時は白砂敷きだったと推測

    2枚をつなぎ合わせて全景をみる。本堂の南庭であることもあり、当時は白砂敷きだったと推測される。その根拠は、江戸時代までは、禅寺(臨済宗、曹洞宗、黄檗宗)では方丈南庭は大切な儀式を執り行うための場所とされ、石を建てることは許されていなかった。ところが、 江戸幕府の茶人としても知られる作庭家・小堀遠州南禅寺 金地院庭園などを造らせた以心崇伝(いしんすうでん)が、江戸初期(1619年)に禅宗寺院の最高職になると、この規則がなくなり方丈南庭にも続々と庭園が造られた。そのようなこともあり、禅寺の方丈南庭には白砂だけの庭園などシンプルな庭園が多い。

  • 三角形で繋がるような有機的な線で結ばれる

    石庭には7石を据えており、それぞれの石が三角形で繋がるような有機的な線で結ばれる。

  • もうひとつの立石

    石庭には2つの立石があり、もうひとつの立石がこちらである。

  • 眺める方向によっては三尊石にみえる

    庭園東部の三石は眺める方向によっては三尊石にみえる。

  • このような感じですね。毎年、観月会やモミジ祭りなどが開催されているが、石庭は通年で見学できるようである。


総評
今も残る3本の筋塀に、三角形で石が結ばれる石庭に魅了されるだろう。
×苔庭がかなり枯れかかっていた。


アクセス
岐阜県岐阜市三輪778-1
岐阜バス「三輪釈迦前」下車すぐ、東海環状線・関広見ICから車で7分

駐車場
有り(無料)

開園時間
常時開放

入園料
無料

公式サイト

地図
正門にピンを立てています。
訪問日 2019-05-17 (日) 更新日 2019-08-17


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